事務所案内

当事務所について

当事務所は、建築実務に通じた弁護士（弁護士・一級建築士）であるからこそできること、果たすべき役割を重視し、ものづくり支援を通じて、最終的に社会の利益に貢献することを目的とします。

果たすべき役割として最も重要なものが、建築（技術）と法律の架橋（橋渡し）です。

例えば、建築紛争。

裁判の中心を担う裁判官、弁護士は、建築の素人です。しかし、彼らに、建築・技術に関する技術者側の主張や、証拠の意味、読み方を理解させなければ、裁判を有利に進めることはできません。

一方、裁判の当事者となる技術者は、法律の素人です。しかし、裁判官や弁護士のいうこと、書面・証拠の法的な意味が分からなければ、やはり、裁判を有利に進めることはできません。

最終的な法的判断を下す裁判所が、建築実務や技術的な内容を理解せず、また、誤った理解を前提として、不合理な判断を行うならば、作り手側の読めないリスクが増大していきます。そして、最終的に、それは社会全体の損失となるはずです。

例えば、企業活動における戦略的なリスク分析。

企業に対し法的なリスクを助言する弁護士は、法律のプロですが、建築・技術の素人です。そのため、建築・技術に関する法的リスクの助言を得るために、多くの場合、弁護士とかみ合わない議論をする必要があります。

しかし、その手間と時間は、企業活動にとって損失です。

当事務所では、建築・技術、法律の二つの領域を、適確に理解し、わかりやすく伝え、つなぎます。 そして、社会的影響等も考慮しつつ、依頼者に必要なこと、重要なことを考え、説明し、依頼者と共に最善の手段・解決を目指します。

※ 新規のお客様は、お電話をいただく前に「お問い合せ」及び「Ｑ＆Ａ」をご確認ください。

事務所概要

地図

※ ビルの入口は本郷通りに面しております。インターホンでお呼び下さい。

弁護士費用

法律相談

初回30分：１万5000円（税別）

事件受任

着手報酬方式とタイムチャージ方式があります。

着手報酬方式

依頼者の経済的利益の額（訴額等）に応じ、着手金と報酬金（＋日当）に分けてお支払いいただく方法です。 旧日弁連の報酬基準をベースとする当事務所の報酬基準に、事案の特殊事情（関係者間での責任分担等）を勘案して協議の上、決定いたします。 なお、法律顧問契約をご契約いただいているお客様につきましては、20％を限度に減額させていただきます。

タイムチャージ方式

事件処理に要した時間に応じて、月々のご請求によりお支払いいただく方法です。 解決までの期間が短い場合は、着手・報酬方式より低額で収まる場合が多くなります。 １時間当たりの料金については、個別にご案内いたします。

顧問契約のご案内

設計事務所、建築・建設関連会社等の日常的な業務遂行、運営等に関し、調査、法的なアドバイス、書面等のリーガルチェック、簡単な報告書の作成等を行います（個別の事件処理、法的見解書の作成を除きます）。

月額報酬

月額６万円（税別・業務時間３時間以内）から、会社の規模等に応じて、ご相談させていただきます。 また、特定の期間で複数回の相談をしたい方のための期間を区切った契約等も、ご相談に応じます。